絵画セラピー・ケアエクサ

「自分自身」を生きるために! by絵の通訳者

コトバの代わりに(2012.11.26)

朝起きたとき、

鼻が冷たくなるほど寒い日は、

思い切って窓を開けて深呼吸をするのが好きな私です。

ちょっと寒いけど体の中に

入っていく空気で、カラダが清められた感じでなのです。


今月から

発達の遅れたお子さんの支援をしています。

その子と一緒に学園に行って、活動をするときに援助したり

ご飯や支度を手伝ったりしています。



来年小学校へあがるKちゃんはコトバが遅れています。

歩くのも専用の靴が必要です。


でも、こちらの言っていることはわかるし、

自分のしたいことはちゃんと主張します。

笑い顔が本当にかわいくて、人懐っこくて、そしてやさしい子です。


私がはじめて支援に入ったとき

他のママたち一人ひとりに紹介してくれました。


指で自分を指して、そして私を指す

「僕の担当です」って意味なんでしょう

そして、相手のママのことを指すと

そのママが自己紹介をしてくれます。


「〇〇のママです。よろしくお願いします」

それを聞くと

私の頭に手を置き、

お辞儀をするようにします。

私も

「みちです。よろしくお願いします」

と自己紹介をします。


何人も紹介してくれたおかげで

たくさんの方のお名前がわかりました。

そして、すごいな~

と感心します。


コトバの代わりにちゃんとコミュニケーションの取り方を知っています。

もちろん伝えられず、機嫌が悪くなることもあります。

これから少しずつ伝えられる方法を見つけていくことでしょう。

子どもの可能性に

ものすごいパワーを感じる今日この頃です。


michi

成長への学び

なぜ、小説、ドラマ、漫画など

あらゆるヒーロー、ヒロインは、

困難に立ち向かわなければいけないのか。


なぜ、ヒーロー、ヒロインには、

運が悪いとしか言いようがないことに、出会ってしまうのか。


本当に幼い頃から、物語がすきで、

だからこそ、

ヒーロー、ヒロインが 困難に遭わないで

幸せに過ごせる物語を、よく想像していました。

でも、それって、物語が終わってしまうって、ことなんですよね。

どうやっても、うまく想像できませんでした。

なので、困難があるから、ヒーロー、ヒロインになれるんだな、

と、変に納得して、大人になったように思います。


この、変に納得して、

というのは、今だから言えることで。

なぜなら、心理学を勉強していくうちに、

その謎が、少し解けたからです。


人は、十人十色 1人として、同じ人はいません。

でも、その無意識の根底には

多くの人が共感できる思いがあるそうです。


物語は、その無意識の共感できる思いを生み出すものが

世代を経て、多くの人に愛されるそうです。


その大鉄則が、ざっくりいうと、

やむを得ず旅立つ

様々な困難にであう。

成長して、元の場所に帰ってくる

だそうです。

これを聞いて、すんなり納得したこと

あぁ、なんでハリーポッターは、あの 居たくない家に帰ってこなくてはいけないのか。

なぜ、指輪物語は、ホビット庄で物語がおわるのか。

なぜ、ゲド戦記のラストがああなるのか。

日本の昔話も、なんで 与えていながら、取り上げるのか。

全部全部、そうだったのか~と 腑に落ちました。


同じ場所に戻ってくる。

でも、同じ自分ではない。

だから、見えてくる景色もちがうんですよね。

それが、心の成長 または、心を豊かにしたことなのかな、と。


そして、もう一つおもったことは、


「踏み出してしまったら、戻れないこと」

戻ったとしても、そこは元と同じではなくて、

だからこそ、前を向いて進むしかないんじゃないかな、と。


そして、自分が過去にショックをうけた小説のラストは、

戻ってこれなかった

ことが、納得いく物語だったからかな、とも思いました。

古城の迷路 という物語では、

主人公は 新たな、決して戻れない世界へ、旅立ちます。

指輪物語も、ラストのラストで、

主人公は、帰れない世界への旅立ちを選びます。

(その時の主人公のセリフが、秀逸だと思うし、心に残ります)


物語を通しても、人は学びます。

何もない、平穏な人生


それは、幸せと言われているけれど、

本当はそうじゃないのかな、と思います。


また、それは傍から見た評価でしかなくて、

その本人には、経験、困難の選択肢が山ほどあるのだと思います。

それをどう選んでいるのか、ということだと思います。


たくさんのことに遭遇して、

その中から、自分で選択して

幸福や 困難

心を揺さぶるものすべてに出会いながら、

魂を豊かにして、

そして、

戻ってくる。
出会い方、選択の仕方は別にして、

これを 誰しもが日常で繰り返しているんだな、と。


ずっと、運のいい、嫌なことに出会わない、

出会っても、うまくかわせる人生が、

頭のいい、幸運な人生だと思っていました。

失敗は避け、争いは回避して、

そのためには、やりたい気持ちも、言いたいことも抑えて。


でも、それじゃ、成長できない。

自分が豊かになれないんだな、と思うようになりました。


なので、

今は 習い性になっている


状況をみてスルーする

波風をたてない

本音をいわない


をしないように 心がけています。

なかなか 習い性にまでなっているので、難しいですけど、ね。

でも、より成長したいなって思うんです。

youko



視点を変える

先日、とある研修で

empty chair を体験しました。

自分が困っていることの対象物を、自分と向き合う空っぽの椅子に座らせ、

一人二役で自分になったり、相手になったり、会話をしていく感じです。


相手は、人でなくても良いそうで

デモをしてくれた方は、自分の気持ち「罪悪感」を相手に

会話をしていました。

サポートをしてくれるカウンセラーのもとでの体験です。

「おい!罪悪感!」 「なんだよ~」 などと会話をしているようすは

コントみたいでもありましたが

会話がすすむうちに、なんとなくお互いがわかりあっていく過程を

みることができました。


さて、参加者がそれぞれパートナーと組んで

体験する番となりました。

私は、深夜をまわりそうなのに、

こちらから連絡しない限り、

いつも連絡ひとつよこさない娘、

返事もあっさりで反省の色も見られない?彼女を座らせ、

会話をはじめました。


安全面を心配する親と

自分は大丈夫、友達と楽しんでいるときに携帯をいじりたくない、

いずれはちゃんと帰るんだから心配しなくていいというお気楽な娘と

しばし会話はいったりきたり。



でも、娘の側の椅子に座り、しゃべっているとなんとも不思議な気持ちがわいてきて、

「あぁ、面倒くさいけど、ごめんね、心配させちゃって」 って、本当は思ってるんだな?と

なんだかわかった気がしたのです。


この帰宅問題にに関しては?

いつも親の視点からしか見ていないし、意見を言ってこなかったけど

ふと、自分が娘側になってみると、こんなにも違うんだ?

想像では、私が若いときはたとえ嘘でも?連絡だけはいれてたのになーとか

やはり自分目線で、自分としか比較をしていませんでした。


二つの椅子の間を、行ったり来たりするだけなのに

プチ驚きの発見がありました。

まさに視点を変えて見れた、感じられたということ。

想像だけじゃなく、体を動かしたことも大きかったのでしょうね。


日常の様々な問題も視点を変えてみることで

新しい気づきがあるに違いありません。

頭でぐるぐる考えるだけでなく

一人芝居みたいで、人に見られたら恥ずかしいですが

実際に椅子を二つおいて、やってみると面白いかもしれないですね。


心理ワークは本当にさまざまな種類があります。

empty chairも含め、

ケアエクササイズの中でも、いろいろ経験をすることができます。

何か煮詰まっている人? 

日常のささいなことでも

気づきがあります。

視点を変えることで起こる気持ちの変化、

面白いです。



miwako


エゴ


毎月のケアエクサや勉強会で、薄皮が自然にめくれるように

余分なものがそぎ落とされつつあるなと感じる今日このごろです。


他にも、一風変わったイベントに参加してみたり

自分にとって新しいチャレンジをしたりで


自分自身の内外の断捨離が進みつつある中


今日は 毎回 楽しみにしていた集まりに

どうしても足が向きませんでした。


いつもは万障繰り合わせて、這ってでも行っていたのに。


エキサイティングで魅力的な素晴らしい場所ですが

大勢の人が集まるだけに エゴも渦巻いていて

ちょっと敏感になっている今は

その黒い部分に触れたくなかったのかなと

自己分析しています。



次のケアエクサでは どんな自分に出会えるか

楽しみです。



Shinobu

可能性の扉を発見!

私もケアエクサの振り返りです



自分の中にもまだあったんだなーって。

無意識に限界を決めて、それはない、ありえないと思っていたこと!

決めつけていたからこそ、見てもいなかったし、深く考えることもなかったこと。


そうか、可能性っていつでもあるんだ。

大人になってもいくつになっても!


なんのことかわからないですよね?

ごめんなさい~

でもきっとどんな人もそれぞれに

無意識に可能性にふたをしていることがあるんだと思います。


嫌だったり、苦手だったり、意識しているものとはまた別に。



自分でふたをしていたら、

別世界のことのように感じていたら、

そこには壁ができてしまう。


でも本当はそこにも扉があるってこと。

それは誰にでもあるってこと。

その扉を開いたら、その先が見えてくるって

あぁ、そういうことなの?って

目からうろこのように腑に落ちました。


まだまだ頭で考えて納得しちゃってることがあるんだなぁ…

自分の感覚を信じていなかったんだなぁ…

もっと自由でいいのに、規制をかけていたんだなぁ…


今のタイミングだからこそ気づけたことかもしれません。

すぐに扉全開!とはならないけれど

すこーしだけ扉が開いて、明かりがさしこんできたような

うれしい気分。


自分が自分の可能性を信じること。

それがなきゃ、扉は開かないどころか、その存在にも気づけないんですね。

自分で自分の可能性を否定してたのかー!

と、プチ驚きの今回でした。


そしてその可能性の扉が開いていったら

どんな景色が待っているのか

今はとても楽しみです



Miwako





がんばってます!

ケアエクサは、参加するごとに

自分への課題が見えてきます。

課題…

強制されるものではなく、

自分が、より楽に、より楽しく

より自分を好きになるために

ちょっとがんばってみたいポイント、

と、私は思っています。


今の私の課題は、

ケアエクサに参加している中で言われた

「もしかしたら、
分かり合えない、って思った時に
もういい!って話を切らないで、
どうして 分かり合えないかを伝えて
今はお互いそれでいい、って思える
努力をすることかもね」

です。これを聞いた時に

あぁ、そうだな
あれもこれも
あの時もこの時も
それが原因だった

と、すご〜く納得したのでした。

以来、毎回が自分との葛藤です。

なんで今まで逃げてたか?

→ その方が楽だし、傷つかないし
癖になってるパターンだから。

それから抜け出すには

意識して、逃げない自分にしていかなくてはならないのですが

なかなか大変です。

でも、変わりたいと、思ったから。

今 がんばってます!


ケアエクサがグループで行われることの良さは、

こういう、相手のことを真摯に思って 伝えてくれる言葉、

そんなところにもあります。

youko

繰り返しの効能?

子どもは大人のミニ版じゃないですよね

だから大人のものさしだけで見ちゃだめなんだなぁと

子育てをとおして、仕事をとおして

何度も何度も教わりました



そのひとつとして、こどもは繰り返しが大好きってことがあります♪

お気に入りの絵本ってありますよね?

展開もわかっていて、セリフまで覚えていても

最後まで読み終えると、「もっか~い!(もう1回)」と笑顔でねだられました。

絵本が楽しいというだけでなく、

同じことの繰り返しや予定通りにことが進むのを何度も体験し

安心感や秩序感を育てているんですって。

読むほうは、だんだん飽きてくるのですけれど

この話を聞いたら、逆に楽しくなってきました

そうか、そうか、そうやって感覚をつくっていくのねぇ、なんて客観視?

いや、子どもたちの笑顔がうれしくて

もうこうなったら何回でも読むよーみたいな感じでした

うちの3人の子たち全員に人気があったのは

「こぐまちゃんとどうぶつえん」 「しろくまちゃんのほっとけーき」

そして王道の「ぐりとぐら」シリーズでした。

今でも色褪せない名作ですよね



おもちゃにしても、お絵かきにしても

ずっとずっと同じことを飽きることなくやりつづけました。

よくやっていたのは、ミニカーをたくさん並べて渋滞ごっこ?

ミニカーと同じ目線になって、飽きることなくそれを眺め、

息子の頭の中では数々のドラマが生まれていたのかもしれません。

ある時は、ロボットばかりを毎日描きつづけたりもありました。

娘は洗濯物をたたむことにはまった時期もありました。

お手伝いをしたいだけでなく、その動作が楽しかったのでしょうね。

想像力を養ったり、手指の運動能力を養ったり?

子どもの行動のひとつひとつが成長につながるものと言えるかも。



わらべ歌が心地よいのも

あの単純な繰り返しに安心感があるのかもしれません。

絵本の中のリズムの良いセリフは、今でも覚えていたりしますね。


繰り返しは根気も育てているそうです。

やりきったら、充実感、満足感で満たされて、次のことに向かう。

この経験を子どもの時にどのくらいしているのかはとても大事だそうです。

達成感を持ったことがなかったら、

頑張って最後までやろうと思わなくても当たり前ですものね。


だから、

いつも同じことばかりしてないで、これをやったら? とか

これしかできないの? とか

下手なアドバイスは無用です。


心ゆくまで繰り返しを体験させてあげてくださいね。

最後まで頑張る子、

何かに夢中になれる子、

そんな子どもに育ってほしかったら、

幼児期の繰り返し体験、ひとつのことにはまる体験、

それらを大事に見守ってあげてくださいね。

子どもには管理されない時間が、絶対的に必要です。

なんにもしていなそうでいて、心の中、体の中では

ものすごい発達を遂げていたりするのだと思います。


とはいっても、好きなこと、やりたいことしかしないのが子ども。

わがままにさせるというのとは、また線引きが難しい時もやがてやってくるでしょう。

親も日々、勉強ですね

ただ、禁止事項はあまり作らず(危険なこと以外)

一緒にどっぷり楽しんだり、時には放っておいたりがいいのかな?

管理しすぎない親、子どもの成長を信じて見守る親でいたいですね。


Miwako