先日スタッフの勉強会がありました。

最近は知識的なことよりも、実践を積み重ねています。

頭で考えること、イメージしていること、それはどんなにパーフェクトでも

実践は大きく違うのです。

もちろん準備は大事、それでも実践してこそ学べることがなんと大きいか。

いつもいつも思うのです。

考えることより、感じることが大切。

本当にそう思っているにもかかわらず、

まだ場面場面では、頭が先に動くのですよね。


型通りにやろうとする、シナリオを決めておかないと不安、

この手法で、この言葉で…

あぁ、いくら決めても無駄ですよね。

そうだ、そうだった。

そこにしがみついてはダメだった。

その場の空気を感じながら

いつでも臨機応変に一体感を持ちつつ…

うん、これは仕事の場面ではほぼ無意識にそうしている気がします。

無意識と思うのは、型がなくて、気持ちだけがそこにあるから?

でも慣れないことや、緊張も伴うこと、うまくやらねばとか、いろいろな思いが交錯すると

頭が優位になってしまうんですね。


何が一番大切なのか?

うまくやることなのか?

いや、それは違いました。

人はだれでも、うまくまとめたい、うまくこなしたいと思うけれど

一番大事にするべきことは、シナリオとかひな形、形あるものに自分をあてはめていくことではなく

心地よい、これがしたい、こうありたいという感覚のほうでした。

そうしたら見えないものが見えてきたり、感じたりできるはず。

そこにこそ、心が沸き立つような喜びや満足感があるはず。


お手本通りにやろうとすること。

第一のステップとしてはいいと思います。

でもそこに固執せず、自分の自由な感覚をそれぞれに生かしていくこと。

それでこそ、その人の個性が生きた素晴らしいものができあがる。

そこを忘れちゃだめ。それを勉強してきたんでしょ?

と、師匠のお言葉…


形にとらわれすぎないこと。

形が違ったら、偽物というわけではなく、

思いもよらない形の中にも、ちゃんと「心」があるはずで

それを感じなくちゃ、という話も何度か形を変えて(!)学んできました。


大切なものは見えないものだと

サンタクロースを信じるか信じないかも

人間の形をしたものなら信じるのか? それともその「想い」を感じるのか?

そんなことも以前ブログに書きましたっけ…


ずっと前は、パーツにしか見えなかった絵からも

さまざまな思いを少しずつですが受け取れるようになってきました。

これはあきらかに知識だけでなく、「感じる」ことですから

なんとも説明しがたく、自分にとっても不思議な体験です。

それでも、それでも、まだまだですね~!


でも、こうして実感する機会が何度もあること。

幸せだと思います。

感じることは気持ちいいことなのです。

皆さんも、誰かと気持ちがつながった瞬間や、

グループで取り組むときの一体感なども感じたことがありますよね。

頭優位だとうまくいかない、どこかでずれてくることが多いです。

何かの操作が入ってしまうからでしょうか。

自分のエゴがでてくるのか? 

そこも見ていかなくては…

とにかく実践して実践して、

失敗から学ぶのみですね。

自分の心のありかたを、気持ちの動きを客観的に見つめてみる。

むしろ失敗とは言わないのかもしれません。

すべてが必要な経験なのでしょう。


大切なことはなんなのか、再確認です


Miwako