先日、とある研修で

empty chair を体験しました。

自分が困っていることの対象物を、自分と向き合う空っぽの椅子に座らせ、

一人二役で自分になったり、相手になったり、会話をしていく感じです。


相手は、人でなくても良いそうで

デモをしてくれた方は、自分の気持ち「罪悪感」を相手に

会話をしていました。

サポートをしてくれるカウンセラーのもとでの体験です。

「おい!罪悪感!」 「なんだよ~」 などと会話をしているようすは

コントみたいでもありましたが

会話がすすむうちに、なんとなくお互いがわかりあっていく過程を

みることができました。


さて、参加者がそれぞれパートナーと組んで

体験する番となりました。

私は、深夜をまわりそうなのに、

こちらから連絡しない限り、

いつも連絡ひとつよこさない娘、

返事もあっさりで反省の色も見られない?彼女を座らせ、

会話をはじめました。


安全面を心配する親と

自分は大丈夫、友達と楽しんでいるときに携帯をいじりたくない、

いずれはちゃんと帰るんだから心配しなくていいというお気楽な娘と

しばし会話はいったりきたり。



でも、娘の側の椅子に座り、しゃべっているとなんとも不思議な気持ちがわいてきて、

「あぁ、面倒くさいけど、ごめんね、心配させちゃって」 って、本当は思ってるんだな?と

なんだかわかった気がしたのです。


この帰宅問題にに関しては?

いつも親の視点からしか見ていないし、意見を言ってこなかったけど

ふと、自分が娘側になってみると、こんなにも違うんだ?

想像では、私が若いときはたとえ嘘でも?連絡だけはいれてたのになーとか

やはり自分目線で、自分としか比較をしていませんでした。


二つの椅子の間を、行ったり来たりするだけなのに

プチ驚きの発見がありました。

まさに視点を変えて見れた、感じられたということ。

想像だけじゃなく、体を動かしたことも大きかったのでしょうね。


日常の様々な問題も視点を変えてみることで

新しい気づきがあるに違いありません。

頭でぐるぐる考えるだけでなく

一人芝居みたいで、人に見られたら恥ずかしいですが

実際に椅子を二つおいて、やってみると面白いかもしれないですね。


心理ワークは本当にさまざまな種類があります。

empty chairも含め、

ケアエクササイズの中でも、いろいろ経験をすることができます。

何か煮詰まっている人? 

日常のささいなことでも

気づきがあります。

視点を変えることで起こる気持ちの変化、

面白いです。



miwako