小学生のころ、母親に叱られたことを今でも鮮明に覚えています。


「読んでいる本の世界を、現実に持ってこないこと!」


本の世界を引きずったまま、ごはんを食べたり、話をしたり。

でも、半分別の世界にいるのだから、

兄弟げんかも、多くなりがちで、そんな風に叱られたのでした。

感情移入しやすいので、

共感をもって人の話を聞ける反面、

人のことを自分のことと混同して、

学生の頃は特に、生活がいびつになることが、とても多かったです。

この傾向は今でもありますが、

そこを自覚することで、

「これは誰の気持ち?」

と自問自答して、切り替えています。


関わる人も、引きずられないように、

引きずられてもいいように、

ちょっぴり用心しています。

それでも、お店とかは、わからないですよね!

週末に行った買い物で、

とっても理不尽な対応をした店員さんに怒りがわき、

そのあと、1人ではなかったのに、

なかなか楽しい気持ちになれませんでした。

その後に、食事をしたお店では、

とってもいい感じの対応をされて、

ころっと気分が変わりました。

影響を受けやすいって、自覚していてもこれで

本当に、気を付けなくては。


翻って、自分が他人に与える影響って

気を配っていますか?

私は、どうも内心より大げさに表情に出るようで

表情にのせる感情は、気を配っています。

言葉づかいも、できるだけ。

自分が発したものが、

相手にどう届いているかも、

気を付けたいと思います。

できれば、

関わった人がみんな、コロッと気持ちが切り替わって

明るい気分になってほしいと思っています。

youko