絵画セラピー・ケアエクサ

「自分自身」を生きるために! by絵の通訳者

May 2015

持ち込み企画も歓迎です!

※最新の講座情報については2016年版をご覧ください


あちらこちらでご好評いただいている絵画セラピーですが

そのほとんどがリクエスト企画になっています。

私も以前、自宅英語教室の生徒さんの小学校卒業記念にと

5名で絵画セラピーの企画をしました。

中学生になると部活動も忙しいし、

親や先生の勧めがあったとしても、そんなに素直についてこない?

思春期は親離れの練習でもありますから、距離をおいたりもしますよね。

親子ででかけるなんてこともなくなってしまったり…

だからこそ、そんな思春期に入る前に、ぜひ体験をしてもらいたかったのです~


子ども自身が、ゆったりと自分と向き合う時間を持つことの心地よさを味わうことに加え、

お母様たちにも、現在のお子さんがもつ深層の思いを感じていただくことが

これからの思春期、反抗期を(親として)乗り切るための良い機会になるに違いないと

「卒業お楽しみ企画」ということで、お誘いのチラシをくばりました。

絵画セラピーのあとって、

親子関係が本当に柔らかくなるのもずいぶん見てきましたし

絶対良いものになるはずと、私は疑ってませんでした

お母様たちもすぐに乗り気に

子どもたちからは、

へぇ~、遊んだり絵を描いたりねぇ…楽しいかなー? 

やってみたい!卒業イベントだし?

でも、瞑想って何?って声もありましたが、

心地よい音楽を聴きながら、心と身体をリラックスさせるものであることを伝えると

あぁ、サッカークラブでもやったことがある!との返事。

今はスポーツの世界でも取り入れられているのかな?


参加を全員が決めたのは開催直前でしたが

以前どちらかにも書いたように、当初乗り気でなかった男の子も

終わってからお母様に「参加させてくれてありがとう!」と伝えたというびっくり報告もあり

子どもにもお母様にもとても満足いただけるものとなりました。

私自身も、いつもとは違う現場で生徒たちと触れ合うことができ

とても充実した時間をすごすことができました。


これから夏休みもありますし、興味のある方ぜひ企画してみてください

企画者の方には些少ですが特典もご用意しております。

どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。


このところ、様々な企画が続いています。

以下をご参考まで。 

(リピーター価格・企画者特典などについては個別にご案内しております)


おやこ講座  おひとり1,000円  (絵画の個別フィードバックはありません)

子どものための絵画セラピー 3,800円(WS終了後、保護者の方に個別FBあり)

思春期の子のための絵画セラピー 同上(FBはご本人または保護者、または3者で)

大人のための絵画セラピー 同上 (FBはご本人) ※以下同様

頑張っている大人女子のための絵画セラピー

外で戦う!大人男子のための絵画セラピー

ママのための…   パパのための…   ご夫婦のための…

※おやこ講座は3組以上10名前後まで、絵画セラピーは5名以上7名までが定員です。

心と身体のケアエクササイズ 2,000~3,000円  
     (身体のケアと心理ワーク


講座の内容については、カテゴリー別に記事がありますので

感想などとあわせてご確認いただければと思います。


私たちも徐々に足固めをしてきておりますが、組織としてはまだまだ発展途上。

でもいずれは様々な現場に出向いていきたいと夢を持っています!

不登校の生徒さん、介護現場で頑張っている方たち、

虐待にあって施設に預けられているような子どもたち…

これからもたくさんの人に出会って、絵画セラピーの輪が広がっていきますように


Miwako

ため込まないで出していこう

自分のクセってわかりますか?

髪の毛をかきあげるクセとか左から靴を履くとか・・・
自分ではなかなか意識していないのにでる
クセ!

行動や言い方等のクセは
日常でなかなか気が付けないものです・・・

先日のケアエクサ

ワークの中で

「嫌いなもの」を答えました。


私の嫌いなものは・・・・・・・・・

「自分の嫌いな部分」

と頭に浮かび、即座に回答



具体的には?と聞かれ

「自分の意見を通すところ」

出された意見や案件が
自分が思っていることと異なる時に自分の意見をいってしまう。

それはいけないことなの?

う~ん・・・


ケアエクサの中で
話しをしていると見えない自分が見えてきます


それは・・・

本当に嫌いな部分・・・

「自分の意見を通すところ」ではなく

意見を出すときに
言葉を選びすぎて本当に言いたいことを出せず、
それをため込むクセがあること!

そしてため込みすぎて、
それが変なタイミングで出てしまうこと!

そんなことを感じました。



出さないと

聞いている方も気持ちが伝わりずらいし、

言ってる方も本当に伝えたいことを伝えられない・・・・

ふと、
食事と一緒かな?と思いました。


自分が発言した言葉(食べたもの)が

自分の中に入ってきて

そして

自分の中で消化していく・・・

消化できなくてため込むと、苦しくて、苦しくて

それでも出せないと病気になってしまいますよね。


心も体もため込みすぎはダメですね

いつも通るようにケアしていきたいです。


mici
















きれる子ども

先日テレビできれる子どもの特集をしていました。

様々な要因はあると思いますが、親の対応によって随分と変わる、

そんな印象でした。

うちの子どもたちは反抗期もとっくに過ぎ、長男はすでに社会人ですが

その長男が小学1年生だったころの教頭先生の話をふと思い出しました。


保護者集会の開始前の待ち時間に

いろんな話をしてくださるお話上手の教頭先生でした。

ある時、

「お母さん、お子さんを叱った後ってどうしてますか?

叱られてお子さんが泣いてしまった時はどう対応していますか?」

と質問を投げかけられました。

そして

「泣いてもほうっておくお母さんは?」

「すぐに、泣かなくてもわかればいいのよ、叱ってごめんね、と優しく接してあげるお母さんは?」

と2択で挙手をする感じになると、圧倒的に優しいお母さんが多かったのです。

私も一人目の子育て最中、どれが正解??なんて優等生のお母さんになりたくて

後者に手を挙げたような記憶があります。


すると、教頭先生は、

「実はね、泣いているお子さんは放っておいた方がいいんですよ」と

笑顔で話をされました。

叱り方がどうこうって話はここではおいておいて…

真意は、いつもお母さんが手助けしてあげるのではなく、

子ども自身が自分でクールダウンすることを体験しなくてはいけない、

そんなお話で、当時は目からウロコでした


思えば自分も子ども時代、親に叱られると、ひとりすねて泣いていたり、

プチ家出?で家を出て行って、もう帰らないぞ!心配させてやる!みたいに

近所を歩いたりしているうちに、気持ちがだんだん落ち着いてきて

自分で復活? 「ごめんなさい」がいえたり、

何事もなかったかのように、いつもの自分に何気なく戻ったりしていたなぁと。





先日のテレビ番組では、

きれることは悪いことじゃない。 理由があって感情が爆発したのだから。

イライラする感情は誰にでもあるもの、それをお母さんが否定してはいけない、

本人もイライラしたくてイライラするわけではないのだから。

そんな話をしていました。

そして切れたら自分でクールダウンできる状態にしてあげると良いと。

イライラしてものにあたるのはやめて!という前に

どうしたの?と原因を聞いてあげ、共感することの方が大事。

そのあとはイライラが静まるまでひとりにしてあげる。

お母さんだってイライラしているときはそれを注意されたらさらに嫌な気分でしょ?

まったくその通り

また、泣くのをやめるきっかけが、いつもお母さんの優しい言葉だとしたら

それがないと自分では立ち直れなくなっちゃうかも?

「いつまで泣いてるの!」と叱るのもどうかなぁ。

泣きたいだけ泣けば自分で復活するはずだから。

泣くのは悪いことだ、自分はダメな子だと思い込ませるだけなのかも。

それでもお母さんの助けが来ないと立ち直れない。

見放された気持ちになってますます涙が止まらない?



そしてここ数年、ケアエクササイズで学んできたことを思い返しました。

自分の感情と向きあうことの大切さ。

それが自分を大事にすることにつながっていることだと。

マイナスの感情を持つことはダメなことではない。

どうしてそうなったのかな? じゃあどうすればいいのかな?と考えればよい。

或いはほうっておいていいことなら深く考えなくてもよい。

なんだ、これって自分でクールダウン&客観視をしているんですよね。

自分がいい人でありたいとか、子どもが優等生であってほしいとか

表面だけ整えようとしても、感情と一致していなければひずみが出るのは当たり前。


テレビで取材を受けていた男の子も、

本当はきれる自分はいやだ、暴力は振るわない方がいい、

そう自己分析をしていました。

そうしたくないのに、してしまう。 感情が暴発してしまう。

自分で感情のコントロールができなくなってしまっているのでした。

結果だけを見て注意され続けたら、負の連鎖が止まらなかったことでしょう。


そして同時に思ったこと。

きれることで感情表現をするお子さんもいれば

うちに思いを閉じ込めて、感じないように感じないようにしているお子さんもいるのだろうと。

うーん、子どもだけじゃなくて大人もですね。

自分の感情を見ないようにしている大人は多いです。

自分がそうしてきたからと、子どもにそれを求めてはいけませんよね?


深い深い問題だと思います。

まずは感情としっかりと向き合うことからなのかな…

現象ではなく、その根本にあるものと。



Miwako












おやこ講座はじまりました



おやこ講座のサブタイトルは

 

「もっと知りたい子どものこと、パパのこと、ママのこと」

 

親子で癒しのひと時を過ごしてもらう企画です

 

対象は年長さんから小6まで。(定員10名程度)



 

この講座の中では、

 

親子の上下関係もなく、いっしょに遊びを楽しんだり

 

ちょっとした心理ワークも行います

 

(前半は、プレイセラピー的な要素)



 

心も身体もほぐれてきたら、瞑想タイム。

 

心地よいBGMを聞きながらリラックス。

 

「自分の身体を労わり、周りとつながるワーク」にすすみ、

 

半覚醒の状態だからこその深~い感情を味わいます。

 



 

瞑想タイムが終わると、絵画の時間。

 

自分の心に浮かんだものを自由に描きはじめます。

 

 

皆さん、とても集中して、一言も話さずに、

 

一気に絵を描き上げるのは、絵画セラピーのときとまったく同じ!

 

そして描ききることで、とてもすっきり

 

 

最後に輪になって、お互いの絵を見せあいっこ。

 

描ききった「心模様」はそれぞれに伝わってくるものがあります

 

そしてご本人も(おとなも子どもも)とっても良い表情!

 

お互いの感想を述べ合ったり、今日楽しかったことを振り返ったり。

 

2時間の講座が終わる頃には、皆さん、とってもリラックス

 

ふだんの親子関係とは少し違ったモードで

 

お互いを見つめなおすこともできるのでしょうね。

 

なんだか親子関係も一歩前進

 

 

今の時代、親も子も多忙です。

 

時間に追われるように、あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ

 

そんな日常をふと離れての、ゆったりしたおやこ講座は

 

気持ちのリセットにもとてもオススメです

 

 

最後に、「絵画セラピー」との違いも少し。

 

今まで、「絵画セラピー」は良さそうだけどハードルが高いなぁ…とか

 

セラピーって何か問題がある人が受けるものでしょ?とか

 

そんなご意見も耳にしてきました。

 

だったら、もっとハードルを低くして、とにかくすっきり感を体験していただきたいと

 

その上で、「絵画セラピー」も受けてみたいと思っていただけたらいいなと

 

企画したのがこの「おやこ講座」です。

 

大事にしたいのは、描くだけでもすっきりとする自分を感じること、

 

その時にわきあがった思いを感じるだけでいいということ、

 

ただ単純に親子で楽しい時間をすごすこと。


はじめてみたら、絵画セラピーとはまた違った意義あるものになったと感じています

 

なので「絵画セラピー」の前段階でもなく、色々な方に体験していただければと思います。

 

そして、絵の読み解き、個別のフィードバックをご希望という方は

 

ぜひ、「絵画セラピー」にご参加くださいね。

 

 

今のところ、価格もおさえて、お1人千円としています。

 

6名以上、10名程度がベストです。

 

こちらで企画する際には、ブログのトップページやmixiコミュで募集をしますね。

 

持ち込み企画も歓迎しておりますので、その際はメッセージください!

 

仲良しのお友達グループで夏休みなど企画されてみてはいかがでしょうか?

 

チラシもご用意しております。

 

お気軽にお問い合わせくださいね

 

 

Miwako

 

 

 

 

 


自分に認められて

昨日インナーチャイルドの階段のワークを

受けました。

このワークは自分の生まれたときから各ステージ を

見ていきます。

ケアエクサに継続して通い、瞑想や内省の作業が

身に付いている方対象で行います。

その理由は3つあります。

①意識を落とす時間が長い。

②参加者全員での気づきがその場を

より高めること。

③ワーク後に内省することが重要な意味を持つこと。



各ステージでは瞑想の時によく出てくる

 幼少の自分や アルバムの写真が出てきたり、

今回初めて出てくるものもありました。

その中で私が嬉しかったことが 2つあります。

1つは産まれてすぐに母に 抱きしめられたこと。

真夏の暑い太陽の日差しを感じながら

ベッドの上で微笑む母の腕に優しく 抱きかかえられ、

とても温かく感じたこと。

もう1つは各ステージの最後に

両手を広げて待っていてくれた自分が

「頑張ったね。」としっかり 抱きしめてくれたこと。

それが今の自分ではなく、

 もう少し若いときの自分。

どうして若い自分なのかな?

 と気になっていました。


そのときには気がつかなかったけれど、

後から振り返ると、その頃私は

自分にすごくダメ出しをしていて、

自己肯定感が低かったと思います。

輝いている人に憧れ、できない自分と比べて

自己嫌悪になっていました。


それがケアエクサに出会って、

一歩前進することができ、

人と比べることをしなくなったこと。

また試行錯誤を重ねながら

自分の芯が少しずつできてきたこと。

自分自身を好きになったことから

やっと自分自身を認められるように

なったのではないかと思います。


そんなことを思いめぐらしているうちに

涙が出そうになりました。


抱きしめられた自分は全身にエネルギーが

行き渡るようにじんじんと感じ、

パワーチャージして

これからも張り切って

進んで行けそうな 気がします。

5月の爽やかな気候のように

気持ちもリフレッシュして とても気分がいいです。


kumiko