絵画セラピー・ケアエクサ

「自分自身」を生きるために! by絵の通訳者

February 2016

選択するということ

改めて意識してみると、私達は毎日の生活の中で、

やろうか・・・やらないでいいか・・・
Aにしようか・・・Bに・・・ はたまた、どちらも辞めるか・・・
言うか 言わないか

など、選択しながら生きていることに気づきます。

そしてその選択の元になっているのが

自分の考え方の癖

であることに気づいているでしょうか?


やらない
AよりBの方が楽だし

そんな選択の仕方が多いとしたら

面倒臭いのはイヤ~
と思っていませんか?


言わないでいいや・・・
どちらもやめておこう

そんな選択が多いとしたら

人と、物事と、面と向き合うのが怖い
と思っている自分がいませんか?


やってみた~い
ダメ元で言ってみる!

そんな選択が多いとしたら

人間が好き
痛いことでも自分の肥やしになるはず
と前向きな自分がいませんか?


そして、その選択の積み重ねが
実は今の自分の人生の在り方に他なりません。


何度か見ないままやり過ごすという選択をしていき
その時は気楽であっても、
結局はその積み重ねが、恐くて本当の事を見ることが出来ない
ごまかして生きるという事態になっていく。


何度か言わないまま我慢するという選択をして
その時は波風立たないのが一番と思っても、
結局はその積み重ねが、相手の本心もわからず、
自分の思いもわかってもらえないという事態になっていく。


何度かトライしてみるという選択をして
失敗することがあっても、恐れることなく冷静に原因を見極め
次へのステップと腐らずにいれば、
必ずその思考と行動自体が『自信』となって自分の中に積み重なっていく。


日々の小さな選択を、少し意識してみる。

そしてその選択に、責任が持てるか
自身に聞いてみる。

そんなひと手間をかけてみることが、
実は自分の生き方を大事にすることに繋がりますね。



kimiko

 

自分の眼鏡

人はみな、自分の価値観の眼鏡をかけて

世界を、周りの人を、

自分が見たいように見ているんですって。

価値観メガネとか

自分の眼鏡、コンタクトレンズをつけて、とか

そんな表現を何回か目にしてきました。


確かに、確かに…

自分の見方で見てますよね。


それを意識して

時にはその眼鏡をはずしてみる。


物事を多角的にとらえよう、とか

違う角度から検証してみよう、とか

そんなことと同じですね。


でも、眼鏡をはずすって、この表現が

とってもわかりやすい気がします。



眼鏡をかけてみていたら、青くみえていたものが

もしかしたら緑に見えるかも?

見ている自分は同じなのに。


自分の考えたこと、思ったことが

必ずしも真実ではないことがある。

思い込みっていうやつ。


でも自分の眼鏡をかけっぱなしだと

そんなことにも気づきにくくなってるんでしょうね。

何十年もかけてますから!(笑)


思考パターン、思い癖、

かなり頑固に身につけていることでしょう。


でもケアエクサをはじめて、

そしていろいろな勉強をするようになって、

眼鏡をはずして物を見る感覚が

少しずつ育ってきています。

気持ちもおおらかになってきます。


何か困難にぶつかったら、

うまくいかないことがあったら

そうだ、自分の眼鏡をはずしてみてみようと

一呼吸おいて、冷静に客観視をするきっかけにもなります。


そうすることで新しい発見や

自分に対する気づきも生まれます。

今まで身につけてきたものが

良いとか悪いとかではなく、

それを客観的に見れるということ。

それをきっかけに自分が変わっていくことも。


いつも眼鏡をかけっぱなしだと損ですね。

自分のことは自分が一番わからない、ともいいますが

それは眼鏡をかけて自分をみているからかもしれません。

思い込みから解放されたら

自分自身ももっと自由になれるのかもしれませんね。


miwako








ブレない土台

子どもに何かを伝える仕事の人にとり

大事なことって、なんでしょう?

技術?

知識?

いえいえ、心 じゃないでしょうか?


それは、自分中心 の考えではなくて

目の前の子どもにとって

何が大切なのかを

自らのエゴを抜きで、考えられること。


子どもにとって必要と思うなら、

続けた方がいい

やめた方がいい

も、きちんと伝えられるでしょう。

子どもの家族にはなれないけど、

信頼できる大人には、なれるはず。

生徒さんが、動く時期ですね。

エゴを抜きで、

その子の幸せを祈れる先生になりたいです。

youko





ご企画歓迎!2016年改定版

2015年度も来月まで。

卒業などのお別れと、心新たな出発の春がやってきますね。

節目のリセット体験としても、ぜひおすすめしたい企画です。

心も身体もリラックスできますよ!


昨年の記事ですが、多少変更を加えてみました。

価格や開催人数など若干の変更があります。

どうぞまたご覧くださいませ♪




あちらこちらでご好評いただいている絵画セラピーですが

そのほとんどがリクエスト企画になっています。

私も以前、自宅英語教室の生徒さんの小学校卒業記念にと

5名で絵画セラピーの企画をしました。

中学生になると部活動も忙しいし、

親や先生の勧めがあったとしても、そんなに素直についてこない?

思春期は親離れの練習でもありますから、距離をおいたりもしますよね。

親子ででかけるなんてこともなくなってしまったり…

だからこそ、そんな思春期に入る前に、ぜひ体験をしてもらいたかったのです~


子ども自身が、ゆったりと自分と向き合う時間を持つことの心地よさを味わうことに加え、

お母様たちにも、現在のお子さんがもつ深層の思いを感じていただくことが

これからの思春期、反抗期を(親として)乗り切るための良い機会になるに違いないと

「卒業お楽しみ企画」ということで、お誘いのチラシをくばりました。

絵画セラピーのあとって、

親子関係が本当に柔らかくなるのもずいぶん見てきましたし

絶対良いものになるはずと、私は疑ってませんでした

お母様たちもすぐに乗り気に

子どもたちからは、

へぇ~、遊んだり絵を描いたりねぇ…楽しいかなー? 

やってみたい!卒業イベントだし?

でも、瞑想って何?って声もありましたが、

心地よい音楽を聴きながら、心と身体をリラックスさせるものであることを伝えると

あぁ、サッカークラブでもやったことがある!との返事。

今はスポーツの世界でも取り入れられているのかな?


参加を全員が決めたのは開催直前でしたが

以前どちらかにも書いたように、当初乗り気でなかった男の子も

終わってからお母様に「参加させてくれてありがとう!」と伝えたというびっくり報告もあり

子どもにもお母様にもとても満足いただけるものとなりました。

私自身も、いつもとは違う現場で生徒たちと触れ合うことができ

とても充実した時間をすごすことができました。


興味のある方ぜひ企画してみてください

企画者の方には些少ですが特典もご用意しております。

どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

(問い合わせ先アドレスはトップページをご覧ください)


このところ、様々な企画が続いています。

以下をご参考まで。 

(リピーター価格・企画者特典などについては個別にご案内しております)


おやこ講座  1組3,000円  (絵画の個別フィードバックはありません)
             ※追加1名につき1000円加算

子どものための絵画セラピー 3,800円(WS終了後、保護者の方に個別FBあり)

思春期の子のための絵画セラピー 同上(FBはご本人または保護者、または3者で)

大人のための絵画セラピー 同上 (FBはご本人) ※以下同様

頑張っている大人女子のための絵画セラピー

外で戦う!大人男子のための絵画セラピー

ママのための…   パパのための…   ご夫婦のための…

※親子講座は4組以上10名前後まで、絵画セラピーは5名以上7名までが定員です。

心と身体のケアエクササイズ 2,000~3,000円  
     (身体のケアと心理ワーク


講座の内容については、カテゴリー別に記事がありますので

感想などとあわせてご確認いただければと思います。


私たちも徐々に足固めをしてきておりますが、組織としてはまだまだ発展途上。

でもいずれは様々な現場に出向いていきたいと夢を持っています!

これからもたくさんの人に出会って、絵画セラピーの輪が広がっていきますように


Miwako

自分との関係性

先日久々に3時間コースのケアエクサを受けました。
初めての心理ワークで、自分との関係性を考えるものでした。

家族との関係性、人生において影響力のあった人との関係性。

夫との関係性は、持ちつ持たれつ、お互い頼りになる存在であること。
子どもとは信用して任せられる存在。行動力が予想外でハラハラするとこもあるけれど、実行力があり、頼もしい存在で、次は何?という期待感も大きい。
私へのアドバイスも的を得ていて、真摯に受け入れられることも多い。

自分に影響力のあった人は両親と叔母、大病した時に病院で出会った人生の師。

愛情たっぷりに育ててくれた両親、尊敬できる叔母や病で心細かった時に心の支えになり、生きる希望をくれたMさん。

人間は本当に1人では生きられない。支えてくれる人がいるから辛い時を乗り越え、楽しい時は一緒に分かち合える。

私にそういう人たちがいてくれたから今の自分があるんだと思ったら、込み上げてくるものがありました。

感謝の気持ちを忘れずに、自分がもらった愛情以上に人に与えられる人になりたい。

このワークで生きていること、生かされていることの有り難みを感じ、心がほっこり温かくなりました。




違いを認める

違いを認めると世界が広がっていきます。

異文化交流などもそうですが

英語の学習においても、よく言われているのが

日本語と比較して、その違いを知ることで

理解が深まるということ。

語順が違うことひとつとっても

なんで?覚えるの面倒だなぁって思い続けるよりも

なるほど、そうなんだ、と理解していくようになると

面白みが生まれたりするし、力もついていきます。

これは自分の許容範囲を広げているということ。


人との関係もそうだと思うのです。

やだ、この人とは価値観が合わないわって

思ったこと、みなさん少なからずあるでしょう。

接点のない人ならそのままでいいけれど

一緒に仕事をしたり、ましてや家族だったら???


英語を勉強するときに、日本語と比較することはしても

英語のルールに日本語のルールは持ち込まないですよね。

相手を理解したいと思ったら

自分の感覚はいったんおいて、

相手の気持ちになってみる。

(なかなか難しいですけど!)

そうすると、その思いを想像することができるかも。

だれもが人とぶつかろうとしているわけではなく、

本当は理解しあいたい、理解されたい、理解したいと

そう思っているのではないでしょうか。


ひとりひとりは違って当たりまえ。

同じ環境で育った兄弟でさえ、

もともとの性質もあるし、感じ方は違うはず。

そんな大前提を忘れてしまいがちですね。

違って当たり前なのだから、まずはそれを認めること。

違うことに、いい・悪いはないのです。


違いを知ると、たくさんの発見もあり

世界が広がっていくと思います。

自分の価値観だけで生きているのはなんて狭い世界!

人の価値観も知ることで

自分自身の幅が広がり、豊かになっていく。

認める心は、相手を尊重する心。

穏やかな心でないと、なかなかできないことかもしれません。

無視したり、無関心でいたり、あきらめてしまったり、

あるいは、自分の感情だけを押し付けたり、

そのほうが楽かもしれませんね。

でも、どうしてわかってくれないの?と思うなら

自分もわかろうとする気持ちを持たないと。


理解しあえる関係性は本当に素敵です。

心の安らぎも生まれます。

すべては違いを認めるところから。

違って当たり前と思うことから。


しかし聖人ではないですから

自分の感情がうまくコントロールできない日もありますね。

あぁ、やっちゃった。

失敗しちゃったなという経験をしながらも

いつも頭の片隅に、

違いを認めることの大切さがインプットされていたら

きっとまた仕切り直しができるかなと思うのです。


「みんな違ってみんないい」

これは個性があることはいいことだよ、という単純な意味ではなく

さらにその先を表していると思います。

個性あるみんながバラバラに存在するのではなく、

お互いがそれを理解しあい、尊重しあうということ。

それが一番素晴らしいのだと

そんな風に思います。


miwako




幸せを感じるとき

おいしいものをたくさん食べて、

あぁ幸せ~♪ 

温泉でリラックスして、極楽、極楽♪ 

そんな幸せもありますが

幸せ!と思う基準は人それぞれのようですね。

ほんのちょっとした出来事でも

嬉しいなぁと感じる人もいれば

常にクールで、そんなことは取るに足りないことと

思う人もいるでしょう。

幸せはその人の基準で決めているのです。


あぁ私は不幸せ。

不幸なことばかりが起こると

思い込んでいる人もいるのかも。


でもね、幸せは自分が決めることなのですから

もしかしたら、私は幸せであるはずがないと

心の奥底で決意しているだけなのかもしれませんね?


それは、おいておいて…

何を幸せというのかわからない、という人がいたとしたら

その人にすべき一番のアドバイスは、

「誰かが嬉しい!と思うことをやりなさい」 なんですって。

けっこう前に本屋さんの立ち読みで目にした言葉です。



誰かを喜ばせることが、自分自身の気持ちも緩め、

ほんわか幸せになるって、

経験した人ならわかりますよね。

なるほど、なるほど、深いな~と思いました。


ここからは、私の思うこと。


最近、元気がでないな。

人とうまくいかないな。

私って駄目だな…なんて気持ちが下がっているときがあったら

誰かを喜ばせることを意識してやってみるといいですね!

自分の幸せでなく、相手の幸せを考えて動いてみる。

大げさなことでなくてもよいのです。

相手が幸せだと感じているのを目にしたら

そしてそれがあなたのとった行動のおかげだとしたら

きっと自分自身も嬉しくなるはず。

誰かの役に立つって素晴らしいことです。

人のために心をこめて行動することが

自分自身の心の栄養にもなる。

誰かのためは、結局は自分のためでもあるんですね。


自分が満たされていないのに、誰かのためになんてと

思う人もいるかもしれませんが

何もやらずに不満ばかり言い続けるより、

騙されたと思って、行動を起こしてみる。

自分で踏み出す一歩が大事なのだと思います。


Be happy ! 


miwako