先月、1~2年ぶり?の絵画セラピーを体験しました。

もう何回目だったでしょうか?

数えることも忘れたくらい

定期的に受けたくなるのが絵画セラピーなのです。

自分の今を客観的にみることは

心のメンテナンスにもとっても有効!

ベテランになると?川は感情を表すとか

どんな色がどんな意味を持つとか

知識情報も増えているのですけれど

それが決して邪魔にならないことも不思議です。

(それもベテランだからですね


今回は、自分を取り巻く状況が不安定で

悲しい出来事もあり、

心がかなり疲れているようなタイミングでした。

絶好調の気分のときは

クレヨンで思いっきり描きたくなるのに

色鉛筆を手に取ることがやっとでした。

4つのお題のうち、描けそうなものと

描けるかな~と心が定まらないものもあり、

一瞬躊躇しましたが

「描きたいものから描こう!

描いているうちにイメージが下りてくるかも」と

山から描き始めました。

いつもはたいてい、景色の全景が浮かぶので

これは私にとってはかなりめずらしいことでした。


富士山のような美しく気高い山を描き、

あとは夕日に映えるような紫がかった山並みを

横いっぱいに描いていきました。

そして、野を描き、川の流れを描き、

橋を描き、道を描き、草花を描き・・・

色を重ねるうちに、どんどん心が軽くなり

クレヨンを使いたくなりました!

描きながら癒され、エネルギーももらったみたい


もう、この描く作業だけで

十分癒されてしまいます。


そしてさらに、ひとりずつのフィードバックをいただき

「そう!まさにそれ!」

自分の心を客観的にみつめることで

じんわりじんわり、心も身体も緩んでいきます

大変な時も、絶好調の時も

嬉しい時も、悲しい時も

どんな自分もちゃんとみてあげられること、

自分で自分を癒すことができるのです。


大変な状況の中でも

絵の中では、希望を見出すことができ、

焦らず落ち着いて頑張れそうな自分も

見つけることができました




そしてkimmy先生にいつも言われるのは

その時限りのことにせず、また振り返ってみること。

今回も2週間ほどたってから、

じっくりと自分の絵を眺めてみました。


お題のひとつであった「家」

これが一番描きにくく、最後にとってつけたような

小さなおうちを描き、

まわりに3本の木を描いていた私。

フィードバックではちゃんと

「自分のエネルギー(木)で家を守っているよ」と

言われていたのですが

当日は、「とってつけて描いた」という自分の気持ちがあったので

それほどそれを受け止めていなかったのでした。

ところが、今絵を眺めてみると

一番先に目に入るのが、

この小さな小さなお家と木なのです!

そうか、私にとってやっぱり一番守りたいのは

大切にしたいのは、自分の家、家族なんだなと

とても腑に落ちました。

自分の家のことは後回しにしなくちゃ、という思いから

小さな家を描いたつもりでいましたが

kimmy先生がこれもいつも言われる

表裏一体!

小さくても大事に大事に3本の木で守りたかった、

そんな気持ちが同時にあったのですね。

それが自分の心の声だった。


何かを犠牲に、なんて思わずに

全部大事にしていいんだった。

all or nothingではなくて

5:5は無理でも 7:3でもいいし

その時々で違っていいんだ。

そう思ったら、すべてのことを受け入れて

穏やかな心持でいられるような

そんな元気が湧いてきました。


人生いろいろありますよね。

どうしようもないときも絶対あるのだけれど

谷があったら山もある。

客観視ができてきました!


絵画セラピー、本当に深いです。

1度だけなんてもったいない。

ぜひ皆様、リピートしてくださいね。

そして描いた絵を時々見返してみて

自分をだきしめてあげてください



miwako