絵画セラピー・ケアエクサ

「自分自身」を生きるために! by絵の通訳者

February 2017

やるかやらないかなのだ

できるかできないかは問題ではなく
やるかやらないか。

今はそんな言葉が
自分の中に大きくあります。
自分のテーマなのかな?

みんながいいと言っている本でも
自分にはあまりしっくりこないものがあります。

また、繰り返し読む本からも
その時々で受け取るメッセージが変わったり
なんてことも。

タイミングってありますよね。

「やるかやらないか」を
実感できた本が2冊ありました。

ひとつは「アルケミスト」

「星の王子様」的な哲学ファンタジー?

おそらく、以前の自分が読んだら
漠然としていてしっくりこなかったかも。
星の王子様のようなかわいいイラストもなく。

とても短いお話です。
でも、メッセージが詰まっていました。

人生はすべて自分の選択。
これをやったら、成功するだろうか?
幸せが手に入るだろうか?
未知の未来に縛られるのではなく、
とにかく、「今」それを選択するかしないのか。
それで人生は動いてゆくのです。

このくらいでいいかなぁと思えばそこまで。
そこで満足することも選択肢のひとつ。
例え勇気を出して進んでも
良いことばかりとは限らない。
絶望したくなるようなことが起きたとき、
自分の選んだ道を後悔することもある。

やるかやらないか。
変化を望むか望まないか。

覚悟を決めてやったことなら
それなりの結果はついてくる?
というより、「やる」を選んだ自分が
誇らしいかもしれない。
結果はどうであれ。

とても短いお話なのに、深いなぁと
読み終えたころ、
書店で目にした今話題の書!

4週間で開脚???

身体が固い私には無理そうかなぁ。。。
ネットのサイトでレビューを読むと、
「やり方だけなら4ページでいい内容」と
酷評している人もおり。

でも気になるなぁと、ページを開いてみたら
なんと本が開脚?!
180度以上開くのです!
遊び心があるなぁ~
面白いから、買ってみよう!
もともと気になっていたのだし♪

本をテーブルの上においておくと
さっそくそれを見つけた娘が
「これ、無理でしょー」とコメント。

私の返事は…

「いやいや、できるかどうかじゃなくて
やるかやらないかだから♪」
(アルケミスト効果

できそうもないからやらない…のでは
一生変わっていかないのですもの!

そして1か月!

(なんと娘も熱心にやっていました
 毎日5分くらいなので続けやすいのです)

足はそれほど開きませんが
身体が前にずいぶん倒れるようになりました。
この本によると、4週間開脚の定義は
足が180度開くことではなく、
前に身体を倒して、両肘がつくことなので
それはクリア!

毎日少しずつ変わっていくのは
楽しいことでもありました♪
ここでやめたら戻ってしまうので
今でも細々続けています。
もっと柔らかくなりたいし
身体が柔軟になると
健康のためにも良いことがたくさんあるようだし

やらずにいたら、今までの自分でしたが
やってみてよかった。
やらなきゃわからないことって
沢山ありますよね。

股関節がちょっと弱いので
無理しすぎると痛めてしまう…
その加減もわかりました。
がんばりすぎずに、続けていこうと思います。
そのうち飽きるかもしれないけど

本もね、中に入っていた
なんてことはない短い読み物に
やはり、大事なことが書いてありましたよ。

「やるかやらないか」

できるかどうかを心配し続けるのでなく
とにかく1歩踏み出すこと。
それが自分を変えていくこと。

買ってよかった本の1冊です。
それは、ちょうど自分のタイミングとあっていたから?

今の自分が、チャレンジモードなのかもしれません。


miwako






モニター企画始まりました

絵画セラピーのモニター企画が
始まっております。

こちらは数年来勉強を続けてきた
準絵画セラピストの講師たちが
上級資格を取得するに当たり、
モニター受講者を募集して開催するものです。

アンケートにご協力いただくなど
お願い事もございますが、
通常の約半額で受講していただけます。

講師は、東京・千葉・埼玉におりますので
お気軽にお問い合わせください。

2名~数名のグループ様まで
ご要望にあわせて講座を企画いたします。

今回の募集は、
「大人のための絵画セラピー」または
「子どものための絵画セラピー」です。

おやこ講座は今回の対象外となります。

受付終了日時は現在未定ですが
夏頃までの期間限定になる予定です。

オープン講座第1弾として

「大人のための絵画セラピー@駒込」が
3月8日(水)に開催されます。


まだ若干名、受付可能ですので
この機会にどうぞご検討くださいませ!

詳しくはHPをご覧ください♪

http://haruwomitsuketayo.wixsite.com/kazeniyurerukigi
風に揺れる木々




何十年もたって思うこと

受験シーズンですね。

自分の高校受験を振り返ると
第一志望に落ちてしまい、
予定外の私立に通うことになり、
なんだか目の前がくらーくぼやけた感じで
胃のあたりも、ふわふわとして
気持ちが定まらないような
とっても不安定な感じだったのを
思い出します。

それでもこの道しかないのだからと
東京に行けるしね~なんて
あまり気にしていないようにふるまっていたかなぁ。

初めての挫折感もあったけれど
結局は、ものすごーく勉強したわけでないし
実力だったなと思ったり。
割り切った気持ちになろうとしていました。

両親も文句も愚痴も慰めも言わず
自然体でふつうにしてくれていたこと。
あとからとても感謝しました。

それでも、夏休みくらいまでは本調子でなく
自分が空回りしていて、
頭が痛いからと学校を休んだり
林間学校も行く気にならず、欠席したり。
そんなこんなに、母は心配したそぶりもせず
「頭が痛いならしかたないわね」と
欠席の電話をかけてくれていました。

もしかすると、難しい年頃だし…と
気をつかってくれていたのかもしれないし、
母のタイプとしては深く考えずに
単にあるがままを受け入れてくれてたのかな。
そんなことをあとから
言っていたような記憶もあります。

もっともそんなにしょっちゅう休んだわけでなく
もともと疲れやすいタイプで
乗り物酔いもするし、
電車通学にも慣れなかったということもあり。

1年生の後半には
場違いの場所にいるという感覚は減っていき、
高校もそれなりに楽しめるようになり
部活も遊びもたくさん経験。
お友達の輪も広がりました。
ないしょでバイトもしていたし、
英語にますます興味がわいて
地元の英会話の先生の所に通ったり。

英会話の楽しさをたくさん教わり
発音もどんどん良くなっていったり
外国の方のお家に遊びにいかせてもらったり
世界が広がっていきました。

短大とかではなく、
実用英語を身につけたいと
専門学校に通う!と決めたころ…

その先生が引っ越されるときお手紙をくださり、
私が今、こんなに成長しているのは
受験に失敗したことを乗り越えたから、
それで強くなったのだと思うと
そんな言葉をくださいました。

その時、はじめて、
そうなの?私って挫折を乗り越えたの?って、
多少、敗者の気分でいたのに
そうか、そんな見方もあるんだと
失敗をプラスに変えたってことなのかなと。
だったら、この経験も無駄じゃなかったんだなぁと
思うことができたのでした。
なんだか嬉しいと同時に新鮮な驚きでした。

だから、受験に臨む自分の子どもにも生徒にも
自分の失敗談を話したりして、
そりゃあ、希望どおりが一番うれしいに違いないけれど
万が一のことがあったとしても
それでも道は開かれていくし、
新しい出会いもあるし、
なるようになっていくから心配はいらないよと
伝えることができています。

自分の気持ちの持ち方次第。
すべては用意されていた、
経験すべき試練だったのかもしれないし。

過去や未来にこだわらず、
今を充実させればいいんですよね。

もっとも気持ちが落ちているときには
なかなか切り替えはできませんけれど。

ワタシって、けっこう偉かったかな?
がんばったよねーと、
今まではそんな風に思っていました。

でも、最近、まさに今日!
さらに気づいたこと!

実は、公立・私立どちらにすすんでも
中学の時やっていた吹奏楽部はなくて
継続はあきらめていたのですが

なんとなんと、進学先の私立高校で
校長先生の鶴の一声、
ブラスバンド部を結成します!ということで
顧問になる先生をスカウト?採用し、
私が入った年に部が新設されたのでした。

新設2年目でコンクール金賞の実績。
部活動も充実でした。

これは単なる偶然、
それ以上には考えたこともなかったのですが

もしかして、もしかして
神様からのプレゼントだったのかも?

希望を失いかけていた私に
ここにも居場所があるよ、と
場を整えてくださっていたのでは?

そう思ったら
何十年もたっているのに、
感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

あの時、部活動で発散する場がなかったら
もっと長い間落ち込んでいたかもしれない。

ひとりの力じゃないんだな。
周りの人が見守ってくれたことに加え
きっと神様まで応援してくれていたんだと
今頃気づいたわけです。

ありがたいですね。
ひとりじゃないって。

それを心から信じていたら
勇気がわいてきますね。

どうしてこんなことを今頃思ったかと言うと
母校の記事を見つけたから。

毎朝5分間、無心で赤い糸を縫うという
運針の時間が今も続いているそうです。

始めは15cmくらいしか縫えないのが
卒業するころには2mを超えました。
すごい人は3m。

今は「禅」の時間的扱いらしいです…

あの経験もよかったなぁと
(当時はルーティーンでやっていたものの…)
当時の、校長先生を思い浮かべていました。
とても前向きで話も楽しく人気者の先生でした。
バレンタインにはチョコレートが届くほど!

道にそれたような気分で入学したのに
多くの学びをさせていただいていたことに
今さらながら感謝です。

それにしても、あぁ神様。
自分一人で頑張ってきた気になってましたが
そうではありませんでした。

心から感謝いたします。


miwako









ほっこりハート

疲れて家に「ただいまー!」と帰った時、

1枚のお気に入りの絵が迎えてくれたら

なんだか心がふっとリラックスして

豊かな気持ちになるんですよ。

眺めていて、自分の気持ちが安らぐ絵を

1枚もっているといいですよ。


そんな風に教えてくれたのは

20代の時、何気なく訪れた出張画廊?のお姉さん。


絵画に詳しくなくたっていいんです。

これも出会いですからね。

あぁ、この絵がいいなぁと思ったら

それも良い出会いなんですよ。


もちろん、セールストークでもあったのですが

あまりにそのお姉さんの目がキラキラしていて

本当に絵画がお好きなんだなぁと

そのお姉さんの波動を心地よく受け取っていました。


で、まったく予定していなかったリトグラフを購入♪

シャガールのエルサレムウィンドウの1枚で

なかなか立派な額に入っています。

ずっとずっとお気に入りで

我が家のリビングには欠かせない存在です。



その後、再び素敵な作品に

予期せぬ場所とタイミングで巡り合い、

そちらも「出会いだなぁ」と思って

手に入れたことがありました。

とても小さな作品ですが、

「ヒカリフル」というタイトルがついている

こちらもリトグラフ。

すみっこにブルーのハートのモチーフが貼りつけてあり、

1枚1枚形が少しずつ違っているそうで

それがまた素敵だなぁと。




そして、先日…

久しぶりに、「わぁ、これ好き♪」と思ったのは

友人のパステル画。

たくさんあるハートのモチーフの中でも

もう、それ以外は目に入らないくらいで

すぐに手にとっておりました。


あったかくて、優しくて、大きな愛があって、

まさに気持ちが<ほっこり>します。


その日のうちに、額を探しにいきました!

この子にぴったりの額をさがそうと。

その日のうちに、額も見つかり、

その日のうちに、我が家を飾ってくれることとなりました。


「出会い」ってありますね。

なんだか波動がぴったり合う感じ?


音楽を聴いてリラックスするのも好きですが

1枚の絵を、じっと見つめて味わうのも

ものすごーく心のリラックスにつながります。





あの時の、画廊のお姉さんは

今頃何をされているのでしょうね?


素敵なアドバイスが今でも生きています。

ありがとうございました♡



miwako