先日の七夕に子どもたちに願い事を英語で書いてもらいました。将来の夢や欲しいものをすぐ書く子。逆に欲しいものやなりたいものがなく、『どこか行きたいところはないの?』と聞くと、『ディズニーランドに行きたい』と書いてくれました。でも書きながら、『でもね、お父さんディズニーランド好きじゃないから連れていってもらえないんだ』とひと言。

中には『楽に死ねますように』と言う高学年の子がいて、『先生より若いんだから、まだまだそんなこと心配する必要ないのに』とその場では笑い飛ばしたけれど、後から何か心配事や辛いことでもあったのかな?と心配になりました。

一方義母のいる介護施設の短冊には、『長生きできますように』『健康で入られますように』などの他に『子供の顔が見たい』『家に帰りたい』と言う願いもあり、その心情を思うとちょっと辛くなりました。

子供達の願いにはまだ未来があり、可能性があるけれど、お年寄りの願いには切実なものがあります。

その人たちの置かれた環境や状況、また人それぞれの受け止め方や考え方で違ってくるのだとつくづく考えさせられました。

みんなの願いが天に届きますようにと思った七夕でした。