絵画セラピー・ケアエクサ

「自分自身」を生きるために! by絵の通訳者

心と身体のケアエクササイズって?

強みと弱み

先日のケアエクサでやったワークは
自分の強みと弱みについて
掘り下げるものでした。

これが本当に面白くて…

強みと思っている部分が
実は弱みになってもいたり、

弱みと思っている部分が
強みとして生かされていることもある。

表裏一体ってよく言いますが
まさにこれも!!


キミ先生がよく言われること…

それがいいか悪いかではない。
直した方がいいとか
そういうことでもない。
自分がそれでよければそれでいいし
不便なら変えてみようかと思えばいい。

全てのことに通じると思いますが
自分の特徴を知るということ。
それを知っているか知らないかで
ずいぶん違ってきます。

プラスもマイナスも
自分のものとしてちゃんと受け止める。

どっちもあっていいですよね。
それが個性ですもの。


私の強みのひとつは
バランスをとることです。

それはプラスに働くことが多いし
まず自分自身が安定して居心地がいい。

でも、もしかすると
バランスを失う状態に慣れていないので
情熱だけで思い切った行動をとるとか
多少のリスク覚悟で何かにチャレンジするとか
それを無意識に避けているのかも???

自分では結構、行動的に動いているつもりもあるし
興味のあることはとことんやるんだけど
でもそう考えてみると
自分の中の一定の範囲内に抑えているのかも???

おもしろーい!

もちろん今のままでもいいんです。
でも、ちょっとこの謎解きが見えてきたら
もっと冒険するのもありなのかも?
なぁんて気持ちが芽生えてきたり♪

心と身体のケアエクササイズ。

絵画セラピーも独自にされている
キミ先生が考案された
身体のストレッチやリンパマッサージなどと
心理ワークが組み合わされた講座です。

毎月1回、もう10年以上??

自分を見つめる作業は
時に痛い時もありましたが
やるほどに、面白さが勝ってきます。
不思議ですよね。
何事も柔軟に受け入れられる自分も
進化しているなぁと感じますし、
周りの方々もどんどん柔らかく進化されていて
びっくりすることも沢山あります。

心が変わると
周りも変わっていく。

そしてもっともっとより良く変わる。
一生成長していく。

そんな仲間との自然体の時間が
とても貴重だなとも思います。

キミ先生のお人柄。
それもとっても大きいです!!

嘘がなく常に深層を見つめ
決して奢らず、凛としていて…
そして笑顔が素敵で
トークが面白い!

信頼に値する素晴らしい先生です。

自分にも他人にも嘘がないこと。
人として私もそうでありたいです。


miwako














育だてられ方と個性

月に1回の行っている絵画セラピーの勉強会では

自分についても、深く学んでいきます。


前回、私の中で今まで言葉にあまりできなかったことで

言えるようになったこと

それは

競争をするように育てられてきたこと。

兄弟間で、いたわりよりも、ライバル心が育ってしまった

勝気な性格になったのは、

この育てられ方があったからだと思います。

また、それが性格的にも自分に合っていたから

そこに疑問をあまり持たず、素直に育ったのだと思います。

それを聞いてもらった後の先生、仲間からのコメントで

一段深く心を見ていくと

兄弟に負けたくない、と思っていた心の

一番深いところには、

母親に認められたい

という、思いがあったことでした。

認めてほしい人に、あるがままに認めてもらえてない

と思ってしまったから

(親は認めていたのかもしれないけど、
私には伝わっていなかったから)

代償行為として、

多くの人に認めてほしいとがんばってしまうんだろう

どの場面でも、負けたくないと思ってしまうのだろう

と思ったのでした。

自分だけでも、育てられ方と自分の性格のありかたの

関係性は気づいていましたが、

そのさらに奥深くにある思いには、

人に話して、思いをこちらに伝えてもらって

初めて気が付くことでした。

そして、前回の仲間のブログで、「自分をほめよう」

ってあったけど、ほんと、今の自分にぴったりの言葉でした。

でも、自分でほめて、自分で自分を認めていても

どこかぬぐえない「穴の開いている感じ」

それは、もしかしたら、

「自分の理想でない自分を、認めたくない」

気持ちから、来ているのかもしれません。

「だけど、もっと頑張れる」

って思いは、ポジティブに思えますが、

「今の自分を否定している」

ことにもつながっているように思います。

頑張るのは、大切なことだと思います。

でも、その思いの一番土台がなになのか

そこまで深く、自分を見ていくと

その先に待っているのは、なんなんだろう。

まだそこにはたどり着けていませんが、

なんとなく、そこに待っているのは

「楽に自然体ですごせる毎日の幸せ」

のように思います。


こんな「思いを語り」「思いを返してもらい」

ながら、「自分の心のありどころ」を

見つめていくことを

ケアエクサでも行っています。

youko



7か月ぶりのメディテーション内観法

新年度を迎え、あぁこのタイミングで
やってみたいなぁと思っていたら、
7か月ぶりにこのワークを体験できました。

どうぞ過去の記事もご覧ください。

☆メディテーション内観法再び…
http://kazeniyurerukigi.blog.jp/archives/1061071227.html


本当に何度も何度もやっているのですけれど
絵画セラピーと同じく、
あれこれ知識があったとしても
それがまったく邪魔にならずに
今だからこその風景や物があらわれる不思議。

自分をとりまく環境の変化にあわせ
自分の心持ちもずいぶん変化したことを
改めて自覚して、嬉しく思ったり、
これからの方向性、自分がやりたいこと、
大切にしたいこと、
それらがメッセージとなって現れました。

水辺を越えて、自分の行きたい場所に行く、
という場面があるのですけれど、
これはその人にとっての人生のとらえ方だったりします。

荒波の海だったり、広い川だったり、
霧に包まれた沼だったり、
静かな湖だったり、池だったり。

向こう側にたどりつく方法も、
船に乗ったり、ボートをこいだり、
素足でバシャバシャと水に入っていったり、
水辺の道をゆったり散歩していくんだったり…
都合よく橋が現れて、
簡単に渡れたりすることもあります。

前回?前々回?私は、確か
自分でボートを漕ぎたい!
自分の力で進みたい!と思ったのでした。

それは本当にその時の心持ちとぴったりマッチング。
漕ぐことを楽しみたいと思った
そんな自分をえらいなぁと
応援したくなったりしたものです♪


そして今回の水辺は…

とってもかわいい春の小川でした♪
両脇には草が青々と茂り、
小さなお花もたくさん咲いていて、
とても澄んだ川なので
メダカまで泳いでいるのが見えました。

いつのまにか小学生の自分にもどっていて
「こんなのかんた~ん!」と
川をひとっ跳び。
楽しくて仕方ありません。

向こう岸には、子どもが数人いて
見たことのある子も、はじめての子も
一緒に仲良く野原で遊びました。

あとから振り返れば
なんだか仕事に直結していた感じです。
今まで出会った子、
これから出会う子。
きっとそういうことだったのかな?

川を飛び越えちゃったくらいですから
心もとっても軽やか。
気分爽快でした。


この日、もうひとつ、おもしろかったのは
一緒にワークを体験した3名が
同じように、『中世』がキーワードのものを
瞑想の中で見ていたこと。

いろんな不思議が訪れますね~

絵画の時も、なぜかわからないけど
これを描きたい!と思って描くことがあります。
こんな色にしたい、と湧き上がる思いがあります。

瞑想の中でも、なぜかわからないけど
思いもよらないものが見えるのです。

どちらの場合も、
ふと湧いてくる感じ?

これも人によって感じ方が違うかもしれませんね。

そして、自分の内にあるものを
自分がちゃんと受け止めてあげること、
この経験がとてもいいものだなぁと思うのです。

絵画セラピーやケアエクササイズ、
どうぞ体験にいらしてくださいね。


miwako





心と身体のケアエクササイズってどんな感じ?

<2012年11月12日 記>

今日はケアエクサの流れについてお話したいと思います。


ケアエクサは2時間・3時間コースがあります。 

開催場所は南越谷、浦和、志木などで行っています。

*持ち物…《基本》ヨガマット(バスタオルでもよい)・ミネラルウォーター
        場合によっては鉛筆や色のペンと指定があります。



まず参加者一人一人の近況報告から始まります。

これで結構時間がかかる場合もあります。でもこの近況報告もケアエクサの大事な
ワークの一つで、人の話を聞いていろいろ考えさせられたり、気づきがあったりします。


次に体をほぐすエクササイズをします。

リンパの流れを良くし、頭から足の先まで体をほぐして、日頃働いてくれる自分の身体に
感謝して、いたわります。

一番最初に参加したとき、先生の「日頃お世話になっている自分の身体をいたわり、
ありがとうと、感謝しましょう」という言葉に感動を覚えたものです。

身体をほぐしていくことで心もほぐれていき、この後の心理ワークでより深い深層心理
を引き出していくことができます。

このエクササイズで本当に体がほぐれ、全身に血が通った感じがして、ポカポカと
温かくなります。


一通り終えた時マットに横たわります。
目を閉じていると、そのまま眠くなってしまう感じがします。



その後の心理ワークは大きく分けて2通りあります。

①一旦起きて、呼吸を整え、水分補給をしたりして、書くワークや心理ゲームの様
  なワークをする場合。

  質問事項のシートに書き込み、その後みんなでシェアします。

書かないワークの時にはその場で考え、答えます。 

②そのまま寝て目をとじたまま瞑想する場合。
  
  先生の指示に従って、思いを巡らせます。

  この時意識が覚醒しすぎていると、邪念が入り、深層心理をうまく引き出すことが
  できなくなります。

  また逆に深い眠りに落ちて、先生の指示が聞こえない場合もあります。
  
   私も経験がありますが、すごく損した気分になりました。



瞑想が終わった後は、一度呼吸を整えます。

先生の指示に従い、一人一人その内容をシェアしていきます。

この時本当に人それぞれ違うので、びっくりします。



シェアするときはただ話を聞くだけでなく、参加者同士で意見を交わします。

普段ここまで言えないと思うのですが、ケアエクサのメンバーとは信頼関係ができて
いるので、深いところまで話しができます。

と言っても、初めて参加する人も怖がることはありません。

素直に自分と向き合えばよいのです。

先生や他の参加者の意見は答えではなく、あくまでもアドバイスです。


心理ワークはゲームの様な楽しく、嬉しくなるものから、自分の子どもの頃や
過去の傷、辛い思いなど、今まで蓋をしてきたものと向き合うものもあります。



正直過去の傷や辛い思いに向き合うのは苦しい作業です。

でもその時の自分に逃げずに向き合うことでその原因がわかったり、傷が癒されたり
して、自分が一歩前進することができます。


同じワークをしてもその時の自分の体調や心理状態で結果が違ってきます。

先生や参加者の意見を聞いても受け止める自分の状態によってずいぶん違ってきます。

聞いても素通りしてしまう時。

また逆にものすごく心に響いて自分自身すごく納得する時。

そんな時は表情も違います。



ケアエクサはその時間だけでなく、終わってからも続き、いろいろ気づいたり、その思いを

参加者限定でシェアしたりすることもあります。

時間が経つに連れて、気づくことがあるのです。



私も心理ワークで気づいたことがあり、苦しい思いをしたこともあります。

でも先生や参加者の言葉で救われ、一歩前進することができました。



私はケアエクサに参加して3年以上経ちました。

そのおかげで自己肯定感が上がり、自分の芯がしっかりしてきて、何か
トラブルにぶつかったとき、以前よりぶれずに向き合えるようになりました。

また家族に対しても感謝や思いやりの気持ちが強くなったと思います。

自分自身が良くわかるようになったことで前より自分のことが好きになりました。



先生も書いていたように、ケアエクサは答えを教えてもらいにいくところでは
ありません。

先生や参加者がヒントやアドバイスは与えてくれますが、自分が向き合い、気づく
場所です。答えは自分で見つけるのです。

百聞は一見にしかず。

まずは体験してみませんか?



kumiko