絵画セラピーには深層心理が表れるから・・・

それを怖いと感じる方もいるようです。
興味津々の好奇心旺盛な方もいる一方。

ありのままの自分を認めることは
怖いことなのでしょうか?

私も初めて体験した時には、
何がでてくるんだろう?
どんな言葉をもらうんだろう?
楽しみと不安と半々だったかも。

でもね、絵画セラピーは性格診断でも
占いでもないのです。
何をどんなふうに描いたから合格!とか
点数がつくわけでもなく
いい、悪いはまったくありません。
成功も失敗もありません。

ただただ、体験するたびに
その時の自分の状態を
客観的にみることができます。
第3者の目線で、感じることができるのです。

自分を知ることは、
実はとても面白い!
自分をわかってあげることが
自分にとって必要なことのひとつ
だと
そんな風にも感じます。


今の自分を客観視することにより
なんだかとても冷静になれたり、
自分でもわからず描いたものに
実は心からの願いが投影されていたりして、
それを「こうですよ」と、教えてもらうのではなく、
絵画セラピストの先生と話しているうちに、
そうか!そうなんだ!と
自分で気づいたりする、
そんな不思議な体験なのです。

もしかすると、認めたくない自分の状況が見えたり
することがあるかもしれません。
それは自分が頑張ってるから
敢えて見ないようにしていたものかもしれません。

でもそこを知ること、実感することで
ふっと肩から力が抜けたり、
頑張っていたなー、自分。と
自分を労わる気持ちが生まれてきたり。

いつもプラスなことばかりじゃない。
プラスもマイナスも常にある。
それを受け入れている人は強いですよね。

両方あるから人間なんです。
両方あるってことをわかっていることが
自分を成長させるんだと思います。

自分のプラスもマイナスも受け入れることができるなら
子どもや、まわりの人にも
プラスばかりを求めないでいられるのじゃないかな?

だから、怖くなんかないですよ。
自分や子どもを受け入れること、
プラスもマイナスもまるごと抱きしめること、
きっとじんわりと感じるものがあると思います。
すぐに頭で理解できなくたってOK!
むしろ答えを見つけようとしない方がいいくらい。
ただ感じるだけでいいんです。
そんな体験ってなかなかないですよね。
嬉しかったり、悔しかったり、
悲しかったり…
どんな感情も大事な自分の一部です。
自分の気持ちに、
ふっと寄り添えること、
それが心の栄養になる感じ。

でもでも、その前に!
一心不乱に描きつづけることだけでも
なぜか心がすっきりとしてくるのです。
それだけだって、すごいことだなぁと、
体験するたびに感じています。

自分には必要ない、と思えるのもいいことですよね。
でも、なんだか怖そうと思ってしまう人は
単なるとりこし苦労か、
あるいは、マイナスを見たくない
自分の弱い部分を認めたくないという気持ちが
どこかにあるのかもしれませんね。
弱い部分だって、大切な自分の一部ですから
目をそむけてしまうのは、かわいそうだなぁと
そんな風に思います。
もちろん心が弱っているときには
そんな力もわいてこない…それもよくわかります。

でも、前を見る心の余裕ができたなら、
弱い自分も受け入れている人こそ、
実は強く成長していける人なんだと思うのです。
認めるって、勇気がいることでもあるし、
変わろうと思えることだって、覚悟がいるわけですから。

私ももっと強く前向きに
そして柔軟になっていきたいです~
(つまづきながらも修行中!)

風に揺れる木々の活動も7年目。
たくさんの経験と学びを糧に、
絵画セラピーと心理ワークを組み合わせた
心理講座を企画中です

絵画セラピーの定期開催もいつかは実施したいと
考えております。

応援よろしくお願いいたします

miwako