絵画セラピー・ケアエクサ

「自分自身」を生きるために! by絵の通訳者

感じ方

サンタさんの話題から…


人って自分の見方でしか見ておらず、
自分の感じ方が一般的だと勝手に思っていて
だれがどんなふうに感じるかのバリエーションに
思いを馳せるきっかけがないと
自分以外の感じ方をなかなか受け付けられないものです。


子どもが小学校の高学年に差し掛かるころ、
よく話題になったのが
サンタさんはいるかいないか、ということ。

当時、ご近所のお母さん曰く、
息子さんのクラスで、意見が真っ二つに割れたため、
それぞれが親に確認をとって
どっちが正しいかを決めよう!ということになったそうで。

そのお母さんは、
真実を伝えるときが来た、と
「サンタさんは本当はいないんだよ。
でも、信じている人もいるから
それを人に押し付けたりせず、
あなたはこの議論から離れて黙っていなさい。
妹にも言っちゃだめだよ。」
と伝えたそうです。

サンタさんを信じていた小5の男の子は、
がっくり肩を落としてさびしそうにしていたとのこと。
「こういう積み重ねで大人になっていくんだよね」と
お母さんは話していました。

このお母さんの毅然とした態度にも
当時の私はびっくりしたのですが…

私だったらどう言うかしら?
完全否定はできないなーと思いました。
私自身、どこかで信じているような気持ちがあるので
できれば放っておいて、自分なりに感じてくれればいいのかな?
なんて。
白か黒か決めつけなくていいこともある。
心の中にサンタさんがいたっていいじゃない?
でもそれをどう伝えるか?
プレゼントを選んでいるのは親だし、
そこを聞かれたらウソはつけないし…
幸い?うちの子どもたちは、
そういった質問をしてこなかったので
実際はどうしたのか…想像するばかりです。

我が家では、
中学生くらいから、もう大きいからねぇ、
みたいな感じで、親からのプレゼントに切り替えていました。

なんというか、許されるウソ?
ウソというより、ファンタジー的な世界も容認?
自分自身も、あぁきっと親が選んでくれてるんだなぁと
子ども時代に気づいたものの、
その状況さえ、幸せなことだなぁと感じていたものです。

ところが!
3人の子どもがずいぶん大きくなってから、
ふとした時に、聞いてみたところ…

「まぁ、いないだろうなと気づいたよ。」っていう
ごく普通(と私が思う)感想もありましたが、
ひとりは、「大人たちに騙された!」と思ったそうです。
そこには、信じたものに裏切られたような落胆の気持ち。
純粋な子どもをだますなんてひどい。
被害者意識を持ったそうです。
それがずっと続いているわけではないですけれどね。

まさに想定外。
大人はだますつもりなんてこれっぽっちもないけれど
角度を変えてみれば、やはり騙されたという感想もあるんだと
衝撃を受けました

でもそれを黙っていたのは
親への気遣いも少しはあったのかも。
(勝手な推測)

それぞれ持って生まれた性質もあると思います。
のんびりタイプ、せっかちタイプ、
細かいことが気になるタイプ、
気にならないタイプ、
心配性、楽観的、
批判的、協調的…
どのタイプも、表裏一体で長所も短所も併せ持っています。

私の感覚では、サンタさんの一件は、
ちょっと寂しいことだけど受け入れていくこと。
それが一般的?と思っていましたが
自分の子どもでさえ、私とは違う感情をもっていた、
それにまったく気づかずにいたんだなぁと…
それはプチショックでもありました
子どもと一体感が持てなかったとか、
自分の想像力やキャパが欠けていたとか、
子どもの気持ちに寄り添えていなかったんだとか…
いろいろ思いました
もう10年くらい前のことですが!

大人が騙しただなんて、
そんなのひねくれた考え方じゃない?
そう片付ける人もいるでしょう。
でも、感情はその人のもの。
他人がいじったり、批判したりするものではありません。
感情に良い、悪いはないのです。
(自分にも言い聞かせてます!)


どんな感じ方をするか、
本当にそれは個々に違っているのです。
ついつい自分が普通、って思いがちですが
そんなことはないんですよね。

子どものうちに、考え方や感じ方を否定されたら
ものすごく辛いと思います。
自分を否定されているということだから。

どう思う?
どう感じた?
そんなことを、批判者の目線ではなく
共感者の目線で聞いてあげられるといいですね。
信頼できる誰かに、感情を伝えることができて
それを、ただ、そうなんだね、と受け入れてもらえたら
どんなに安心することでしょう。
私は子どもの気持ちを尊重したいと思いつつも
時々親目線で意見を言っていた気がします。
(反省!)
答えを出さなくていい時もあるのに
そこまで思いが及ばなかったこともあった気がします。
(あまり具体的には覚えてないんですけど
反抗期の売り言葉に買い言葉とか
もう感情爆発~みたいなこともありましたし

自分の子どもはもう成人してしまいましたが
大人になってもここは大事にしたいと思っています。
ちょっと冷静、客観視もできるようになってます~
いつからだって、意識すれば
ものごとは変わっていきますものね。

人間関係、すべてに繋がっていることだとも思うのです。

感じ方は人それぞれなんだなぁと
客観視をする機会が増えてきました。

自分はふつうと思っていたのに、
私って変わっている??と思っちゃうくらいの今日この頃です
それもよし!

miwako

あなたが見ているもの(2013.11記)

あなたが見ているものは、あなたの見方です。


みんなに同じものが見えているけど、

その見方は1人1人ちがう。


今目の前にある景色は 同じなのに

ある人は、咲いている花を素敵と思い、

ある人は、空に浮かぶ雲をおいしそうと思い、

ある人は、長く続く道をうんざりと思う。


ケアエクサで、カラーイメージセラピーを受けた時、

ふっと、みんなの着眼点の違いに気が付き、

そして、自分の見方の癖に気がついた。


心を素直に開いて、

思ったこと、感じたことを

そのまま表現していく。

そして、

同じような仲間がいる。


そういう場は、意外と少ない。


でも、そういう場があるから、自分が成長していける。


自分の固さに気がつくことが、

自分を柔らかくしていくことにつながる。


柔らかさは、自由な感じになり、

楽しい感じにつながっていく。


あ~ 楽しかった。


youko