息子が留学して早8か月。帰国まで残りわずか2か月半になりました。

先日都内に出かけた帰りの電車でfacebookを見ていたら息子の
書き込みを見つけました。


「ドイツやオーストリアでは大きく分けて

食事に温かい食事と冷たい食事の2つがあります。

昼食は温かい食事で、肉やパスタ、リゾットなど多種類なもの。

それに対し、冷たい食事は夕食で、パンにハムやチーズを乗せて、

それにパプリカとミニトマトが付くくらい。

1件目のホストファミリーはかなりの美食家で夕食も温かいものが頂けました。

2件目はフィンランドの高齢な方だったので、少し状況が違いました。

3件目はほぼ典型的なオーストリアの食事で、ほぼ5ヵ月半経ち、

慣れたとはいえ、飽食の日本で育った自分にとってはかなり辛いものがあります。

今でも今日みたいに運動して空腹で帰った時に、

日本にいた時に部活の後の母の手料理を楽しみにする、

みたいなことができないのは辛いですね。」


これを読んで電車の中なのに不覚にも涙してしまいました。



以前にも日本から送ったお菓子をお友達にあげようとしたら、
「日本の食べ物は安全じゃないからいらない。」
と断られたことがあったとか。


日本にいたら知らないことを異国にいて些細なことでも
異文化を身をもって体験するのでしょう。

日本の良いところ、悪いところ、外国の良いところ、悪いところを
彼は頭ではなく、身体で感じ取ってくるのでしょう。



残りわずかな留学生活。目いっぱい楽しんできてほしいと思います。
どんなに成長して帰ってくるか、どんな話が聞けるのか、今から楽しみです。


息子の大好きな食事を用意して待っています。


kumiko